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Vol.165 2007/8/4 情熱大陸 SPECIAL LIVE 大阪公演


   


 情熱大陸イベント大阪公演のために、前日から大阪入りして会場でリハーサルだ。吹田市にある万博記念公演のもみじ川芝生広場に、特設ステージが作られた。横浜と違ってこちらは客席のイスがない。つまりお客さんは芝生に座るのだ。もうピクニックと花見と花火大会をいっしょくたにしたような楽しいイベントだ。お客さんになりた〜い!



 …などとはしゃいでいる場合ではない。この日は九州に上陸した台風が日本海に抜けて広範囲に雨風をもたらしているため、ステージ上の楽器類にはそれぞれにテントが張られた。
▲一方ステージ裏のアーティストラウンジでは、制作ON THE LINEの根津さんがかき氷の振る舞い。
▲珠緒ちゃん、シロップかけ過ぎ?


 MBSの中継車。きょうはテレビ収録がある。関西エリアでは毎日放送で9月9日の深夜にあるらしいが、その他の地区は調整中だそうです。


 しっかりファイルに納められた譜面なのだが、やはりこの強風で勝手にページがめくれたりしてしまう。あすの本番には台風はかなり遠ざかるという話だが…。
▲風で飛ばされそうになるテントを必死で押さえながらリハーサルの進行をする、舞台監督の長谷部氏。

▲PAチームの女子たちも、ピアノ用の雨風対策中。

▲各自セッティングも一段落して、情熱バンド和みの図。
▲イエイ〜!なぜかテンション高め。


 ただいまステージでは柏木氏のサウンドチェック中。アーティストラウンジのモニターに映し出されたかしちゃんをネタに、こちらはワイワイ盛り上がっている。かしちゃんはそんなことも知らずに黙々とサウンドチェック…。
▲夏川りみ、ピース!
▲藤井フミヤwith葉加瀬太郎、リハ中。
▲楽器担当の和田くん、バイオリンのチューニング。
▲「うんうん、チューニングばっちり!」


 さてさて、明日の本番晴れるのだろうか?…と雨男、いや嵐を呼ぶ男、葉加瀬太郎は思うのでした。
   
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 さ〜て本番当日。我々のパワーが通じたのか、台風は力尽きて勢力も弱まり、かなりいい感じの天気になってきた。メインステージはきょうも「柏木広樹&NAOTO」のステージからだ。下の写真は左から青柳、永井健二郎(b)、本間昭光(key)、中村太知(g)。


 開演と同時に、アーティストラウンジでのバーベキューも本格的に始まった。暑いけど、きょうも一日盛り上がるぞ〜っ。


 虫除けやら虫さされ薬、うちわ、携帯クーラー「ひえっぺ」など、夏イベントグッズが至れり尽くせりでテーブルに並べられている。


 大阪限定出演の秋川雅史さんにバイオリンの古澤巌さんがゲスト出演。これのアレンジも担当した。ピアノは小島さやかさん。


 モニターに映る秋川さんといっしょに「千の風になって」を熱唱する葉加瀬太郎。そして出演前に早くから登場する人や終わってから居残る人たちで、アーティストラウンジも賑わってきた。



 夏はやっぱり暑いに限る!水分を大量に補給して、バーベキューもたらふく食べて、この暑さを満喫している我々なのだが、そろそろ脳ミソも溶け出してきた。焼きそば2皿目。そして気づけばアーティストラウンジには誰もいなくなっていた。そう、いまから上原ひろみさんのステージなのだ。


 上原ひろみさんのステージを見ようと、秋川さん、古澤さん、竹善さん…みんな袖に集まっていたのだ。葉加瀬氏は3年間彼女にラブコールを送り続け、今年やっと大阪だけ出演が決まったらしい。それも午前中に札幌から来て、演奏後札幌に戻らなければならないというハードスケジュールだった。彼女のステージを特等席で見守る葉加瀬氏は、竹善氏の前にいて脚だけ見えている。もう、何かが降りてきたような、すばらしい演奏だった。ステージを降りると、普通の女の子。


 中孝介くんは、夕空に切々と自分の思いを歌い上げる。いやあ、このイベントはホントいいアーティストを集めてるなぁと、つくづく思う。アレンジやらリハーサルやらで大変だった日々のことを、すべていい思い出にしてくれる本番だ。
 

 そしてトリはやはり葉加瀬太郎。もう芝生に座っているお客さんはいない。葉加瀬バンドのステージは、まだまだ明るい6時半に始まった。




 かしちゃんはいつものチェロと青いチェロを弾き分ける。野外ステージという過酷な条件の中、音色だったり、PA乗りだったり、いろんな条件を考え合わせると、やはり曲によって持ち替えが必要になってくるのだ。


 ピアノの榊原大氏と共演できることはめったにないのだが、こういう形でここに実現。
▲そして最後は古澤巌さんが登場し、情熱大陸「右、左、右、左」で締める。


 打ち上げは新地の某中華料理店で盛大に行われた。左からプログラマーの八巻誠、青柳、榊原大。さらにこの時白馬で打ち上げしていた越田太郎丸氏も、なぜか写メでこちらの打ち上げに参加(笑)。


 こちらは松原正樹、松原秀樹、佐藤竹善…このチームは語り出したら止まらない!さらにお店を変えて、夜遅くまで打ち上げは続くのでした。みなさん、お疲れ様でした。
   
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 先日「プレミアムミックスサンドの危機」でもお伝えしたように、長年愛着を持って接してきたPMSは新しい商品開発の影響によって、その存亡が危ぶまれている。その実態を知るべく、このイベントの帰りに、新しく出たサンドイッチの一つを新大阪駅で買ってみた。「グラハムサンド」500円だ。


 野菜が多くビーフ&チーズ、ポテト、チキン(カレー風味)、卵と具のバリエーションも豊富で、見た目もかなりおいしそうだ。PMSと同じく一つのパンを3等分しているとすると、真ん中の1切れに具が集中して不公平が生じるのだ。さらにこのグラハムサンドはパンの耳がついているので、その不公平感はさらに大きくなる。

 ひっくり返して裏側を見た。まさに予想的中!耳があるから一目瞭然。左の2切れは「当たり」で、右の2切れは「はずれ」だ。具の状況からしても、当たり外れの不公平感はかなり大きい。4切れ全部当たりが出たときのお得感はかなりだ。逆に全部はずれだったときは、パンの耳処理係みたいで、けっこうショボーンだ。ちなみに4当たりの確率は1/81、3当たりは8/81、2当たりは24/81、1当たりは32/81、0当たりは16/81なので、写真の2当たりは少しいい方。3,4切れが耳付きである確率がなんと60%なのだ。旅の運試しサンドとしてかなり魅力的だ。しかもPMS650円に対して、こっちは500円だし。