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Vol.192 2008/1/12〜14 豪華客船 飛鳥Uクルーズ


 岩崎宏美さんの仕事は、昨年冬のライブハウスツアー以来約一年ぶり。今年もライブハウスツアーに参加するのだが、それに先駆けて豪華客船飛鳥Uのクルージングにも参加。情熱大陸イベントの会場になった新港埠頭のお隣、横浜港大桟橋国際客船ターミナルからの出港だ。

 飛鳥Uは、乗客約800人、乗組員約400人以上を乗せることができる。国内のクルージングはもちろん、1ヶ月かけて世界を回るようなスケジュールも入ってフル稼働しているようだ。船内は12階建てになっていて、客室の他にレストランやバー、アミューズメント施設もたくさんあり、まさに洋上のパラダイスだ。非常用の救命ボートもぶら下がっている。


 このダイアリでもちょくちょく登場するみなとみらいの観覧車をあとにしながら、予定通 り17:00に出航。あいにく雨模様だったが、風はないのであまり揺れないだろう思われる。

 さっそく正餐=フォーマルディナーの時間だ。今回もギターの古川昌義氏と青柳の二人で、宏美さんをサポートする。

 フランス料理と言えばエスカルゴ!まあ大雑把に言ってしまえば素材はサザエのようなものではあるのだが、バターたっぷりで調理されたかたつむりちゃんとパンの取り合わせで、すっかりフレンチだ。

 ディナーのあとは、あす宏美さんのライブが行われるラウンジへ。きょうは外人アーティストによるショーをやっていた。ショーの前に船長小田武さんによるご挨拶。小田さんは7年間この飛鳥Uの船長を務めてきたが、今回が国内最後のクルーズになるらしい。ショーはアメリカ、オーストラリア他から集まったキャストによる華やかなものだった。

 さらにそのあとは、フィリピンバンドがラテンを演奏するお店に行ってもう一杯。とても自腹で参加することはできないクルーズなので、仕事で乗り込めたチャンスに豪華客船を満喫だ。以前日本丸で小笠原諸島方面 へクルーズに行ったときはかなり揺れて演奏もままならなかったのだが、それに比べると今回は驚くほど揺れない。それもそのはず、今回は特に目的地がないので、ゴールデンタイムは波の静かな相模湾を航行しているらしい。

 一夜明けて、飛鳥Uは相模湾を出て伊豆諸島方面 へ進んだのだが、やはり揺れが激しくなるので引き返し、伊豆半島沿岸をぐるっとまわって駿河湾に入り、富士山を見ようという企画に変更になった。

 しかし、あいにくの天気で「富士山はあきらめました。」と船長のアナウンス。再度相模湾に戻ることに。


 伊豆諸島も富士山も見れなかったが、まあこの大きい海の上にいるだけで十分気持ちいい。観賞用のDVDやいくつかの仕事を持ち込んだのだが、あまりそんな気分にもなれず、この3日間は船上でのんびり過ごすことにした。
▲午後は現場で少しリハーサル。サウンドチェック中の、ギターの古ちゃんとPAの青木氏。
▲青柳もサウンドチェック。


 リハーサルお疲れさま。この時間帯は少し揺れたが、ライブの頃には再び波の静かな相模湾に戻れると言うことで一安心。
▲楽屋にはきのうのショーのメンバーの衣装や小物がずらり!
▲あ、足長おじさんの道具を発見。



 本番前にちょっと腹ごしらえ。11階のグリルコーナーで食べたハンバーガーはおいしかった。


 ハンバーガーを食べながら外の景色を眺めていた。どうやら相模湾に入ったようだ。残念ながらずっと曇り空で夕日も見れなかった。波は穏やかになり、レストランやカジノに人が集まってくる。そしてライブも始まった。

 ライブは2ステージ入れ替えで行われた。2ステージとも大盛況。ライブも終わっておちついた11時すぎから、我々のおつかれさまフルコースディナーだ。まずはビールで乾杯。エビスビールの飛鳥スペシャルは、格別においしい。
▲鮪のカクテル スパイシーソース。
▲王様のパテ 各種野菜のクリュディテ添え(クリュディテってなんだろう?)。
▲フランス産セップ茸のスープ(セップ茸ってどんなだろう?)。 ▲真鱈とホタテ貝のソテ カタロニャ風クーリソース カリフラワーのムース添え(クーリソースって?)。
▲牛フィレのポワレ エシャロットのコンフィ添え 赤ワインソース(ポワレってなんだろう?コンフィってなんだろう?)。 ▲女子チーム(ヘアマイクの舞ちゃんと宏美さんのマネージャー上島さん)、「ポワレって何だろう?」わからないので、ポワレのポーズ。

 ヘーゼルナッツとチョコレートのガトー 季節のフルーツとココナッツのアイスクリーム添え。以上、わからないことだらけのフランス料理フルコースディナーでした。お味の方は、どれもすばらしかったです。

 楽しかった3日間、飛鳥U食べまくりの旅も終わり、翌日横浜港に入港、下船しました。若干太ったかも…。