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Vol.366 2011/5/28 松下奈緒コンサートツアーScene#25<その6> 米子


 前日米子入りして水木しげるロードへ行ったのだが、きのうお目にかかれなかった鬼太郎列車に乗るため、米子本番日の朝、米子駅に出向いた。駅にもオブジェ多数。

 米子駅0番線ホームは「ねずみ男」駅となっている。ここから境港線で水木しげるロードがあった境港駅(鬼太郎駅)まで、列車で約40分。

 出た!目玉おやじ列車。しかし、土曜日のためか、車両の増結で正面の目玉おやじが隠れてしまっている。


 前の方にまわった。むむっ、こちらも増結で正面が隠れているではないか。

 


 で、先頭は普通のキハ47。JR西日本さん、せっかくの目玉おやじ列車なのに、もうちょっと配慮してほしいところですなぁ。
 まあそれでも、真ん中の一両だけは、こんな感じの車内で、子供たちも大喜び。

 この先駅名はぜんぶ妖怪の名前だ。夜、駅に降り立ったら、ちょっと怖いかも(笑)。

 集合時間が迫っているので、傘化け駅で降りて引き返しま〜す。

 帰りはねこ娘列車だった。こちらは、先頭車がねこ娘で、正面の顔がちゃんと見えていた。やっぱ、こうでなくっちゃね。

 米子駅0番線ホームに戻りました〜。さて、会場入りすっか。

 ゲットした鬼太郎グッズたちを、キーボードまわりに配置。

 エンジニアの徳さん、ちゃんちゃんこが似合う。本番でも着用予定。
 領くんは一反木綿、たつ〜やは山陰放送マスコット「ラッテちゃん」を仕込む。

 きのう「妖怪食品研究所」でゲットした、目玉菓子。

 そして、妖怪まんじゅうも。

 おっと、ベースを弾く目玉おやじがリハーサルに登場!

 実は米子公演限定で、池田達也扮する目玉おやじと、石川智扮するゲゲゲの鬼太郎を、本番中に登場させようという企画が誰かれともなく持ち上がっていて、本番当日のリハーサルでついにそのストーリーが決まった。奈緒ちゃんがMCしている間に突如下手から二人が登場し、あばれる目玉おやじを鬼太郎が上手まで連れて行くという流れだ。

 さーくんも、そしてヘアメイクの米沢さんも、やる気満々!

 この日のために髪を伸ばしてきたと言う、さーくんの鬼太郎完成。一反木綿ののれんがかかった奈緒ちゃんの楽屋前で、ポーズ。

 こうなったら、下駄も履かないと!本番直前まで、ありものの材料で下駄を作るさーくん。彼は東京芸大の美術科だったので、こんな作業はお得意らしい。
 そして、小松熟の塾長、ゲストの小松亮太氏に青柳がどうしてもやってほしいことがあった。それを舞台大道具の玉置さんに説明してお願いしたところ、本番前30分でみごとな小道具ができた。

 バンドネオンの伸び縮みする蛇腹を首にする「ろくろ首」だ。小松くんは最初渋々だったかに思えたが、完成品を見て「持ち帰って、こんど子供向けのコンサートの際にも使いたい」とのこと(笑)。


 演奏よりも、米子公演限定のサプライズに力が入っていたことは否めないか(笑)。いやまあ、ツアー終盤の一体感が一気に高まったので、大変よかったなと言うことにしておきましょうね。ラッテちゃん。


 そんなこんなの本番も、大好評(かどうかはわからないが、少なくともうちわでは大受け)の米子公演スペシャルバージョンを終えた。里奈ちゃんは、ひげを描いてかなりリアルなねこ娘。一応砂かけばばぁとされているかおりんと妖怪ポーズ。

 PAエンジニアの徳さんは、ステージの企画に合わせて鬼太郎ちゃんちゃんこを着用し、奈緒ちゃんのいじりが入る予定だったのだが、結局本番で奈緒ちゃんにいじってもらえず、多少消化不良ぎみ(笑)。

 ホールのレストランで軽く打ち上げして、撤収を待つ。と言うのも、これから広島に向けて出発するのだ。

 スタッフのみなさん、撤収おつかれさまでした。いっしょにバスに乗り込んで、あすの広島公演に向け、広島に向かう。

 なぜか、バスの中はきょうの目玉おやじ、池田達也が一等賞。あ、きょうに限らずいつものことでしたか>夜のバンマス(笑)。

 広島までは、米子自動車道、中国自動車道、広島高速を経由して約4時間。途中サービスエリアで休憩しながらの深夜ドライブでした。